永山薫プロデュース「エロマンガ・スタディーズVol.1」

行って来ました。やごさん・緑虫・そらさん・でめいあさん・kokkuriさん・園衛さんと一緒でした。二つ隣の席に卯月さんとかもいた。
一番の収穫はきりりんが伊藤剛の教え子だったという情報でしょうか。「伊藤がきりりんを紹介するのは贔屓じゃね?」みたいな話にもなったけど、全然そんなことないです。普通に注目の新人エロ漫画家ですYO!! そのあと伊藤が「きりりんははてなキーワードにもなってますYO!! でも誰も言及してないけど」と言ったので、「おかしいなぁ俺日記できりりんを話題にしたはずなんだけどなぁ」と思ったんですが*1、今調べてみるとその日記書いた後にきりりんのキーワードを自分で作ってたことが判明した。超忘れてた。kokkuriさんもきりりんは気に入ったようです。僕は明日秋葉の中古で同人誌を探そうと思います。あときりりん先生にはエロで単行本が少なくとも2、3冊出るまでは一般誌中心の活動をしてほしくないですねー。雰囲気的にはほしのふうたに近い気がするので、活動の領域もエロということで行ってほしい。
イベント全体的にはしばたさんの話が中心。最近の単行本を中心に話を進めていたんだけど、そうなるとやっぱり注目する作品が被りましたね*2。商業エロ漫画の世界はそんなには広くないなぁという感じ。単行本未発売作家の話まで踏み込むとかなり広くなるんだろうけど*3、そうするとイベントのお客さんが後で読もうと思っても読めないので、別に問題はないんですが。
「エロ漫画出版社の勝ち組・負け組の二極化」というトピックと「エロ雑誌から一般誌への引き抜きの激増」というトピックがあったんだけど、その二つを繋ぐものとして「エロ雑誌からエロ雑誌への引き抜き」という話題にも触れられてるともっと良かったかも。引き合いに出されてた東雲太郎國津武士井ノ本リカ子もそういう流れを経てるし。「エロ漫画の長編化・連載化の傾向が強まった」という話は、そんなに今に始まった話なのかなぁという気がしましたがちゃんと調べないと分からんな。自分のエロ漫画体験のかなり初期の段階に出会った佐々木みずき『ヘブンリィKISS』とかもシリーズ物だったしなぁ。





あと、2番目の収穫は永山薫RIKIの漫画のセリフを朗読したことかな!! 伊藤剛の手塚話は正直こじ付け&PRだったと思うんですが、アレはアレで面白い話でした。全体的に、エロ漫画ファンにとっては今回のほうが前回よりもずっといいイベントだったと思いました。

*1:http://d.hatena.ne.jp/pui_asn/20070226#p2 ちなみに引っかかるように再編集しといた

*2:まさかRIKIちゃんのラブラブポンチまで被るとは……

*3:けものの★の話はしてましたね。