COCO

そしてバイト後に渋谷に初めてできたというメイドカフェ「COCO」に単身乗り込んでみた。すごく近いです。立地的には昼休みに昼食をとりに行くまでありえる。さて入店するとメイドがお約束の文句で俺を出迎え店内に導く。俺は既に2人位オタが座ってたカウンターを避けてテーブル席に座ったんだが、どうもメイドとのコミュニケーション(!)を取るにはカウンターのがいいっぽいですね。あれ、常識ですか?やりこみが足りなくてすいません。


店内にはショボいラジカセにショボいスピーカーを繫げたものが置いてあって、そこから延々とエロゲーソングが流れています。しかも僕の聞いた限り6〜7割はKOTOKOの楽曲です!偏りすぎ!まぁこうやってオタが好きな曲を流してくれるのはいいんですけど、よすぎて逆に歌いたくなる衝動を抑えなければならないのが困る。イージーリスニングの偉大さを思い知った……


で、注文を決めようとメニューを開いたら店のシステムも書いてあった。まずは

  • 「11時〜14時までのランチタイムはチャージ料金が発生しない」

と書いてある。そしてその少し下に

  • 「チャージ料金/通常300円・イベント時500円」

とも書いてある。ちなみにイベントとは、月1でウェイトレスの衣装が体操服&ブルマに変更される日のことで、今月は19日の日曜日がそれに該当します。ワンフェスコミティアと被ってしまって非常にファッキンではありますが、それはさておきここで一つの疑問が生じたので素直にメイドに尋ねてみました。


プイ「イベント時であってもランチタイムであればチャージ料金は発生しないのですか?」
冥土「ランチタイムならチャージ料はありません。多分…」
プイ「多分……」*1
冥土「あ、今聞いてきますので」(そそくさ……)






冥土「今確認しましたところ、イベントデーは終日500円のチャージ料金となっております」


ほ ら み ろ ! (心の声)


って感じにやりとりした後、注文したカルボナーラが出来上がったのだが、何故かフォークとArkと呼ばれた物*2が一緒にテーブルに置かれました。あれ?パスタってナイフ使う場面あったかなぁでも俺が作法知らないだけかも知れんしガンスリンガーガールの舞台になるなどして国家としてあまりにも有名になってしまったイタリアなんかじゃスプーンなど使わずにフォークのみで食うとも聞くからなぁ……とか思いながらナイフを放置しフォークだけで食ってたらメイドがやってきて「ご主人様すいませんスプーンと間違えてナイフ出しちゃいました」


他にもKOTOKOばっかり流れるこの店に、「ことこ」という名のメイドがいることを発見したり、隣にやってきたオタ2人組みが正にそのことを話題にしだしたり、一人で来店してた姿形や雰囲気が玄人にそっくりな人が黙々と漫画を読んでいたり、メイドとのゲームに勝ったオタがメイドと写真を取る様子を眺めることができました。このメイドとのゲーム、テーブルにおいてあるナンバーカードを店内においてあるメイドの写真に張ることで発動するシステムなのだが(もちろん料金は別に発生)、なぜか俺の席にはそのナンバーカードが置いていなかった。別にゲームをするつもりはなかったが、カードが置いてないよとメイドに言いつけておいた。


で、会計時に「さっきのナイフはわざと間違えたんじゃないか」と尋ねたところ、はぐらかし気味に「実はそうなんです〜」的な返答が。結局真偽は良く分からんが、ドジで釣れる相手だとメイドに思われては沽券にかかわる。

*1:「多分?」と尻上がりに言うのではなく、あくまで復唱するように

*2:ナイフ