『美少女的快活力』vol.14

社会派エロ漫画家としてあまりにも有名な天馬ふぇみお先生がまたやらかしてくれました!! 今回の漫画のタイトルは「国家の陰核」です!! これはかつての「M&A 〜Manco & Anal〜」に匹敵するほど頭のいいタイトルですね。漫画の内容も次期大統領選挙に立候補したリザリー・フリントン上院議員がとにかく犯されまくると思ったら、実は犯しているのはブッチュ大統領でしたという偏差値の高さ。3月末に単行本も出るとのことです。

ストレンジカインドオブウーマンズは今回は藤乃の番。わすれなはボテ腹の妹とセックスするという内容の最終回でした。来月号では『純愛果実』から木谷椎がやって来るとういうことなので、それをもってゼロの者の抜けた穴を埋める感じになるんかね。まぁ来月はイラストだけらしいというゼロの者の漫画もすぐ載るようにはなると思いますが。

それはそれとして「マガジンラック2nd」で、前回の壱條實見のエロスタ書評に対する永山薫の反論*1がまるまる載ってました。永山の日記見ると前々から告知されてるのが分かるけど、読んでなかったからちょっと「おっ」と思いました。

内容は、壱條の「論理の筋が通ってない」に対しては「普通に読めば理解できる」って返したり、永山が書いてない部分を壱條が指摘していることに対しては「おまえが書けよ」と返したり、そもそも壱條のエロ漫画についての認識である「エロ漫画特殊論」こそを否定する立場に永山があるとか、そんな感じ。そしてその論調はかなりコキ下ろす感じの、キツイもんでした。日記で穏やかな論調で反応していたのとは大違いですが*2、ネットであんな反論を載せたら色々炎上などの心配もあるだろうから、こう言うやり方がいいとは思います。

それはそれとして永山薫の紹介文に「以前はショタショタうるさいと言われていたが最近はミームミームうるさいと言われる。」と書いてあって吹いた。それを言ったのは緑虫だけなんで。エゴサーチの弊害。

今後の展開はどうなるのか分からんけど、「血みどろデスマッチの開幕だ!!」とか言って煽りまくってるので再反論とかも載るのかもしれない。でも本来の雑誌時評をあんま放置されるのも嫌ですね。もともと隔月誌ということで次が出るのが遅いわけだし、脇道それてる間に雑誌が色々潰れちゃいそう。そういや少女天国が中綴じから平綴じに変わってたなぁ……

*1:壱條の言ってることはちゃんとした批評になってないから「反論」という程のものではないと永山は言ってますが

*2:http://d.hatena.ne.jp/pecorin911/20061224/1166936802