エロマンガ is Dead(or Alive)special issue 2007

第一部

永山薫伊藤剛小谷真理東浩紀がおしゃべり
エロマンガ・スタディーズ』の内容に突っ込んだ話をほとんどしてねー。F改の話はしてたけど。
業界裏話とか、東・小谷が自分の関心領域の話をしてたって感じ。

第二部

永山薫山本夜羽音・しばた・町田ひらくダーティ松本あと誰か環望島本晴海の兄?)でおしゃべり。
エロ漫画の歴史を追うみたいな話だったけど90年代前半くらいで時間終了。
しばたさんが新しめの話を用意してたみたいだったけど、話しそびれてました。この辺残念。
やっぱ面子が永山を中心に集められた古い人で、それが自分の話をしちゃってたからしょーがないんかね。
最新のエロ漫画の話をしようってなれば、永山以外は若い人で固めないときついのかな。

追記

エロマンガ・スタディーズ』に先駆けて『テヅカ・イズ・デッド』みたいな本が出ちゃったから、ちゃんと評論っぽい本にしなきゃならんと著者が思うようになったという話があったけど、個人的には「調べましたまとめました」で終わっててもいいから、各作家の活動や作品名・雑誌の創廃刊や統合分裂(およびそれに伴う作家の移動)・出版社の設立や倒産をできる限り網羅して年表にもまとめるっていう基礎研究っぽい本になっていたほうがありがたかったですねー。そのほうが後続の人の踏み台になりやすそうだし。まぁそういう本は評論の世界では評価されないのかもしれないけど、あんま色気出して色々手を出して一貫性をなくしてもアレだしなぁ。